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2021年07月
2021.07.13
英語長文を読む上で欠かせない!英熟語を勉強する意義とは?
こんにちは!武田塾西葛西校です✨
大学受験において文系の方も理系の方も避けては通れないのが「英語」です。ほとんどの入試形態で出題される英語ですが最近では「長文」の重要性が高まってきています。
そこで今回は英語長文読む上で欠かせない要素のひとつ、「英熟語」についてその意義と勉強方法を紹介します!
英単語はしっかり覚えているのに長文はイマイチ…。といった方やこれから英熟語を勉強していく、という方はぜひご覧ください!
①英熟語とはそもそも何か?英熟語とは複数の英単語が組み合わさって意味をなす語彙のことです。漢字が2つ以上組み合わさって意味を作るように英語でも複数の単語が一つの意味作ることがあります。 身近なもので言えば「be going to~」も英熟語のひとつです!他にも例えば「make friends with~」というものがありますがこれは単語の意味からある程度訳の予想がつくのではないでしょうか?そうです!この熟語は「~と親しくなる」という意味です。それでは「shake hands with~」はどうでしょうか。思わず「手を振る」と答えてしまいそうですが正解は「握手をする」です! ②長文問題では意外と見つけられない?!複数の単語の組み合わせとは言っても意味は一つ。英単語のように覚えていけばなんてことない、と思っている方もいるかもしれません。 しかし、英熟語というのは長文内でその姿を巧妙に隠しています。例えば先ほどの「shake hands with~」であれば単語が連続しているのですぐに見つけられるでしょう。それでは「keep A from B~」だとどうでしょうか。これは「AをBから防ぐ」という意味の熟語です。英語長文という何百という単語の連なりを読んでいるとこのAの部分だったりBの部分がとてつもなく長い場合があり、一目でこの部分が熟語になっていると気が付くことは意外に難しいのです。大学側も簡単には受験生には得点を与えませんからこういった部分で受験生が気付けるかどうかというところを試しています! ③どのように勉強していくか?では、英熟語はどのように勉強していけばいいのでしょうか。 基本的に勉強のステップは2つ。①英熟語帳でまずは暗記 ②フレーズの音読やシャドーイングで声に出して読んでいく、です。 以下でおすすめの参考書を説明していきます。 |
「速読英熟語」
「速読英熟語」、通称「速熟」は855の熟語を60セクションに分けて勉強できるようになっています。また、1~50セクションまでは実際に熟語を用いた200~300語程度の英文が合わせて用意されているので暗記した後に音読をすることで実際に文章の中で熟語をインプット、アウトプットしていくことができます!
また、重要構文も併せて載っているので一石二鳥の一冊です!
「英熟語ターゲット1000」
単語でもおなじみ、ターゲットシリーズの熟語版です!こちらは短い例文が一つ一つの熟語に用意されているので熟語がどう使われるのか、という部分がわかりやすくなっています!英→日、日→英と二段階のチェックシートも付いているのでまずは暗記から!という方にオススメです!
シャドーイングについて
シャドーイングは音声に合わせて音読することで英文を読むスピード、さらに頭の中で英文を解釈するスピードを上げていく練習方法です。大学入試という限られた時間の中での戦いでは「速さ」と「正確さ」の2つが求められます。その力を鍛える上でシャドーイングは有効です。同じ文章であってもSVを意識したり構文等の区切りを抑揚をつけて繰り返し読むことでスムーズにアウトプットすることができます。実際に声に出したり時間を意識することでスピードの向上が見込めますので是非取り組んでみてください!
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